渡辺電機(株)

マンガ家・渡辺電機(株)さんの公式ブログです

フジ口ック二日目

John Butler Trio
木陰で数曲。特に印象に残らなかったけど、上手いんじゃないですかね。去年のベン・ハーパー同様、オレがどうこう言えるようなものでは…。
Kula Shaker
相変わらず、60年代風のオルガンと安い歌謡曲メロディが炸裂する瞬間だけ面白い。この人ら、デビュー時の大ブレークで余計な足かせがついちゃった感じですね。
Third Eye Blind
2曲くらい。モテたくてバンド始めたら、以外に才能がありました、みたいな…。良くも悪くもなく、普通なロックバンドとしか言いようがなかった。けっこうキャリアが長いと知り、意外でした。
Kitty Daisy & Lewis
キャリアのある両親にサポートされたロックンロール3兄妹。次々と楽器を取り替えボーカルを交代しつつ楽しませるが、しょせんは子供。エモーショナルな深みの無さはしょうがないですね。飽きました。うんこ番長も同様の意見らしく木陰で脱糞していたが、排便というよりは腐った内臓を排泄している状態で、ヘヴン一帯に悪臭が漂っていた。
Jammy Cullum
最後の方ちょっとだけ。
John Fogerty
CCR時代を中心に代表曲ばっかり、どれも3分くらいの短い曲を次々と大サービス。バンダナ熊ギターやマッチョハゲのケニーさんなど、腕も見た目もキャラの立ちまくったバンドも良かったです。「雨を見たかい」では大合唱。ガラガラだと思ったら、いつのまにか客で埋まってましたが、やはり年齢層&外人率ともに高かった。
Roxy Music
こちらもRe-make/Re-modelからMore Than This、Out of Blueと代表曲を次々やってくれるのですが、演奏に熱が無い上に、中盤からIf There Is Something、End of Europeなどの長いスローテンポの曲で、豪雨と疲労で落ち気味の客のテンションをさらに下げまくる微妙な事態に…。Jealous Guyでしっとりと締めそうな気配が漂い、フラストレーションが頂点に達した頃に、布袋さんが加わって(客席の反応は微妙)ようやくノリノリの後半戦に突入!何とか挽回。野外フェスのお客は逃げ足速いですから、選曲もう少し考えましょうよ。マイペース過ぎ!ソロの代表曲Let's Stick Togetherやるも、白目むいてくれなかった。

↑なんでもうオフィシャルの映像が?
前日の疲労で、昼近くまで宿で沈没。ロキシーの後、ホワイトにMGMTを見に行こうと思ったら大渋滞で断念。すでに入場規制で大変なことになっていたそうです。結局この日はジョン・フォガティに喝を入れられるための1日であったと言えよう。あれで実はなんでもマネージャーに振るベッタベタな芸能人だったら笑うな。