渡辺電機(株)

マンガ家・渡辺電機(株)さんの公式ブログです

フジ口ック初日

The Cribs
ツイン・ピークスのテーマで始まり。マーさんは嬉々として弾きまくってましたが、スミスから20余年を経てたどり着いたのが、高品質とはいえ元気なお子様ロックとは…。
Mike Snow
2、3曲。正直よく覚えていないのですが、飽きの来ない面白い音でした。
Dweezil Zappa Plays Zappa
前半少し。血が繋がっていようと、完璧に弾きこなそうと、しょせんコピバンはコピバン。いかにも21世紀の堅く締まったテクニカルな演奏は、ニヤニヤ笑いのうずまくザッパの下世話な世界とは全く別ものでした。
Broken Bells
CDは良かったのだけど、まぁあんまりライヴでこなれてないというか。そのまんまなぞられてもね…大好きな人たちの組合せだけに、もうちょっと期待したんですが。
Jaga Jazzist
後半少し。これは全部観たかったなあ。なんでもあり、でも軸はぶれない、時空を超えたおもしろジャズロック
Them Crooked Vultures
これは素晴しかった。ついにあのジョン・ポール・ジョーンズを本気にさせた2人に、感謝せねばなりますまい。Mind Eraser, No Chaserではジョーンズさんのド迫力コーラスに腹の底まで震えました。33年前、地理の教科書に似顔絵を描いたのを先生に見つかって怒られた中学生のオレに、教えてやりたいです。
Magma
最後の曲だけ。聴いた瞬間にマグマとわかるハーモニー。きっと素晴しかったんでしょうが、完全にThem〜とかぶってたので、仕方なし。
Char
3曲ほど。トレードマークの帽子をかぶって、出てきた瞬間に周囲の空気を変える、典型的な和製ギターヒーロー。天然記念物として保護すべきだと思いました。一昨年の柳ジョージもそうだけど、こういうの、若い子はこんな機会に聴いといた方がいいのに。
!!!
NYなまりのMC、相変わらず聞き取れない。良かったけど、3年前の衝撃からそれほど進化はしてないかな…。ロキシーのヴァージニア・プレーンをカバー。
けっこう早く出たのに、シャトルバスの行列とリストバンド交換の列でずいぶん待たされて、ヒカシューに間に合いませんでした。行列に並んでたら、前にいた白人カップルの姉ちゃんにTシャツの写真を撮らせてくれと言われました。ファミリーガイのクァグマイアのTシャツでした。