原稿おわって久々に新宿に出たら人がいっぱいいました。ヨドバシで親の買い物を済ませて、どっかでメシでも…と思いつつ、カラダはどんどん街の中心部から静かな方に逃げて行きまして、気付いたら小滝橋通りから大久保通りを西に折れて、中野方面に向かっていました。そのまま中野まで歩いて、まんだらけの店頭でおしっこを漏らして泣いたり、レコミンツの店員に仲代達矢と間違えられしつこくサインを求められたり、しばし時間を潰したのち、再び早稲田通りを西へずんずん歩き、実家のある環状８号線沿いまで計10数km歩いてしまいました。実家は焼け落ちて、老いた両親が焼け跡で能面を着けて能を舞っていました。
