ンにゃ、おらだばしゃ

７年以上前に突然「コラボしませんか」とコンタクトをとってきた漫画家は、今どうしておるのやら。同人誌でも作ろうって話なのかと思って会ってみたら、自分は絵が得意ではないので、自分のネームと渡辺さんの絵で合作して天下を穫りましょうというもので、おれの方がネームが面白いのでお断りした。メジャーの少年誌で連載経験もある人だったのだが。その後、追いつめられて血迷ったのか情報商材稼業に（こともあろうに自分の名前で）手を出し、今ではその人の名前で検索すると検索結果にズラリと情報商材が並ぶというありさまで、クリエイターの散り方の最先端な例として、クラウス・ノミのエイズ死とともに記憶にとどめたい。決して才能が無いわけではなく、名前を変えての再起を今でも本気で願っている。

Klaus Nomi - The Essential