京都の伊勢丹のてっぺんにあるヘリポート、使う機会はあるのでしょうか。
人生でまだ行ったことの無い県は、福島・茨城・愛媛・高知・沖縄の5県になった。沖縄がハードルが高いな。どのルートにも絡められないからな。福島は、なんか微妙な土地になってしまった。ただ観光で行きづらいというか、勝手に意味を持たされてしまうというか。バクシーシ山下が元気な頃なら、恐ろしい作品をバンバン撮ってお蔵入りになってたんだろうな。
帰りの車中でヴァンス「ノパルガース」、筒井「恐怖」を読んだ。ヴァンスのは、なぜ今出たのかよくわからない感じの昔懐かしいスタイルのSFで、創元文庫で45年前に出たと言われても信じてしまいそう。「恐怖」は勝手にアンソロジーと思いこんで、今日まで読まずにいたら、実はオリジナルの長編小説だった。なんか得した気分。恐怖心そのものを対象化してる小説なので、おばけこわい呪うコロス式の「ホラー」を期待してよむとガッカリするが、おれは大喜び。120歳まで生きてどんどん新作を書いてもらいたい。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/02/10
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (15件) を見る