「(株)」のおかげでお仕事の幅が広がったゼロ年代には「ギャグは押さえ目に」と信じられない注文を出されることが何度かあって、要するに「可愛い絵柄を評価してくれてやった連載なので、読者さんを怒らすなや」という話で、可愛いと言っても萌え萌えした絵柄でもないので全くお門違いな話ですが、まぁ偉い人にはなかなか判ってもらえないことも多く、なんだか読者をバカにしたような妙に猫なで声なノリになってしまったことがしばしばあるのは、そういうワケなのです。もちろん、それで良い結果が出たことは１度もないです。ていうか、ことごとくヒドい目に遭いました。
来月から始まる連載はエロ本の巻末指定席で、勝手に暴れて良いそうなので、楽しくやれそうです。楽しい仕事はたいてい金になりませんが、我慢しても結局金にはならなかったので、もう楽しくやります。
