渡辺電機(株)

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想い出のフォトグラフ

バーホーベン85年作「Fresh+ Blood」。例によって海外版しか無いので、また英語字幕。16世紀が舞台で、血しぶき!掠奪!レイプ!炎上!虐殺!征服!疫病!復讐!チンポ!という監督お得意の血なまぐさい世界が展開しますが、物語の核を成すのは若い恋人同士の間にワイルドセクシーな中年男が割って入るけど結局は元のサヤにという、要するに渡辺淳一ワールドでした。ものっすごい男尊女卑で、今だったら色々配慮してこんな話は作れないような気がします。前半、若い二人が縛り首の腐乱死体の下で、マンドラゴラを分け合いながらファーストキスをするシーンは、素晴しかったです。
さ、これで読み込みエラーの「Spetters」を除けば、まだ観てないバーホーベン作品はロボコップだけだ!そして、口内炎はまだ治りません。疫病。