侏儒ペーター

単行本の作業はひととおり終わりました。「(株)秘宝館」は大量の新作で死にましたが、描いてて楽しかったです。「童貞女子‼」も一部どうしても気に入らなかった展開をネームから描き直してしまいました。初出時、納得いかないまま入稿して、掲載されたものを正視することも出来ず悶々としていたのが、これでスッキリしました。とりあえずあとは最終チェックをして、発売を待つばかり…。と思ったら、部屋の前に身の丈２mはある虚無僧が立っていた。「戦か」「いかにも」短い言葉を交わして全てを悟ったおれは、押し入れから愛用の青龍刀大小２本をひっつかむと、窓ガラスを蹴破って表に飛び出した。間一髪、爆発炎上した部屋を後に、虚無僧と２人で屋根伝いに東へと急ぐ。豊臣家再興の時は来れり！

Gracious !