便器の中から世界へ

昨日だか一昨日だか、雨の歩道をノーブレーキピストで傘を差しながらビュンビュン走っているバカがいたが、ファッションが「探偵物語」の工藤ちゃんそのまんまだった。まぁどこをどんな格好でどう走ろうと、あれに乗って町中を走ってるだけでバカにしか見えないのではあるが。おれも全裸で職務質問を受けている最中でなければ、追いかけて行ってうなじに柔かい陰茎を押し当ててやったのに。

なんともあか抜けない過去２作からロイ・トーマス・ベーカーの手でハードに生まれ変わったこのアルバムは今でも聴くに堪えるけど、メンバーはやっぱり独裁者ベーカーに不満だらけで、あまり気に入っていなかったそうです。作ったアルバムがどれも同じ音なプロデューサーは、たいていバンドには嫌われますよね。顔の長いあの人とか。

モーリン・ハイツ