渡辺電機(株)

マンガ家・渡辺電機(株)さんの公式ブログです

フジ口ック2日目

Fountains of Wayne(後半数曲)
G.Love & Special Sauce
Best Coast(雑談のBGMとして)
岡林信康
Todd Rundgren
Faces

午前中は宿で死んでおりました。
G.Loveは英国ブルースの新鋭として世に出て十余年、なぜかサーフロックの人になってました。ポール・サイモンビートルズのカバーやってた。
岡林さんは完全にエンヤートットの人になっていて、フォーク時代の曲は無し。営業で鍛えた客いじりが冴えに冴えて、楽しいステージでした。天才がこんな成熟の仕方をすると、当時の誰が想像したでしょうか。ギターの徳武弘文(Dr.k)のベンチャーズパイプライン」が一瞬聴けましたが、山ちゃんによると初日にシスターズ・オブ・マーシーもこの曲をやっていたそうです。
トッド・ラングレンは普通にソロのオールタイムベスト。一曲目は「ヒーラー」だと記憶していますが、フジ口ックエキスプレスには「リアルマン」とありますな…。今後はCDは宣伝と割り切ってライヴで商売して行くと宣言している人だけあって、巨匠なのに飛び跳ねて走り回って現役感バリバリのステージでした。35年くらい前はロックスターはかっこいいという固定観念があり、この人とロジャー・ウォーターズの馬面っぷりがよく揶揄されていましたが、今では太ってしまったし、もっとぶさいくなミュージシャンも多く輩出されたので、彼の長い顔について言われることもなくなりましたね。あと、ベースのカシム・サルタンはちょっとマット・アルトさんに似ていないか。
フェイセズのセキュリティ軍団が、全員ボブ・サップみたいで壮観でした。
あとマーク・リボー見忘れた。この日もあちこちで仮眠を取りながら、極力歩かない方向で。