カーズの復活作が出てた。トッド・ラングレンにニュー・カーズなんてのをやられて、「あんたのバンド、オレならこんな風にやるんだけどー?」的に自分の限界を見せつけられてしまったリック・オケイセク。元々プロデューサーとしてもハッキリ差をつけられているので、その心境察するも心苦しいものがあります。それから5年を経て自らの手で復活させたカーズ、結局自分の限界を逆手に取って開き直るしか無かったのでしょうか、より狭く鋭く、「カーズ原理主義」が研ぎすまされている感があります。アルバムも聴いてみたいです。
あーでも、こういう曲がズラッと並んでたShake it upとか、アルバム全体聴くのは単調でけっこう苦痛だった記憶がある。ちなみにニュー・カーズは結局ただのユートピアじゃねえか!と思いました。(カシム・サルタンまでいるし。)つまり、「ロックとしては」本家カーズより断然面白かったですし、そもそもカーズでもなんでもなかったです。
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