秋葉原の前に、御茶ノ水の明大で今日までやっていた吾妻ひでお展を見て来ました。30年前に毎日見ていた狂騒の残滓をちょこっとだけ再現した、可愛らしい展示でした。隣の米澤コレクション(常設)も業が深く面白いです。他の作家さんのトリビュート原稿の中で、竹本泉先生だけはそのテクニックを学ぼうと本気で熟読した先生なので、穴の空くほど生原稿を凝視しました。あと、萩尾望都先生との30年ぶりの合作を生原稿で拝んでしまったので、掲載されているムック本はもう買わなくても良いかなあなんて思ってしまいました。正直、米澤嘉博(阿島俊)以外の人が書いた吾妻ひでお論なんて、興味ないんですよ。(読めば面白いのはわかってんですが。)
大学の地下博物館でやった展示は今日までですが、米澤記念館の方でやってるマニアック展はもう少しやるようなので、見たい方はお早めに。
吾妻ひでお〈総特集〉---美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪(文藝別冊)
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/04/18
- メディア: ムック
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