コミックバンチって１回ゲストで載っただけだったなあ。そのずっと前、創刊前に若い編集の子が連載の依頼をして来たんだけど、ヤクザもののネームを出したら会議でボツになった。なんか上の人に怒られたとかで、悪い事したなあと思った。真面目だがちょっと気の弱い子で、上の人の強気に煽られて半分洗脳されたみたいな状態だった。上司の受け売りの大風呂敷を次々と広げて、困ったものです。当時のビージャンの編集長が社長の堀江さんと集英社の同期だったので、ライバル意識むき出しで警戒していて、いちおう連載作家だったオレが原稿依頼された事を報告すると、「スパイよろしく！」と冗談を言われた。でも、創刊号が出たら興味をなくしたらしかった。あの創刊騒ぎがマンガ業界を元気にしたのは事実だと思うけど、まぁ時代が終わった感はありますね。
