渡辺電機(株)

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猿払名物ホタテカレー

で、スパークス2日目。もちろんオレはすすきので一斗樽で入荷したローションをボトルに小分けする作業に従事していたので行けなかったが、セットリストは以下の通り。
An Evening With Sparks "Heavenly Creatures" @渋谷O-EAST 09.04.24
第1部

  1. Intro
  2. Good Morning
  3. Strange Animal
  4. I Can't Believe That You Would Fall For All The Crap In This Song
  5. Let The Monkey Drive
  6. I've Never Been High
  7. (She Got Me) Pregnant
  8. Lighten Up, Morrissey
  9. This Is The Renaissance
  10. The Director Never Yelled "Cut"
  11. Photoshop
  12. Likeable
  13. Ending

第2部

  1. Tryouts for the Human Race
  2. Academy Award Performance
  3. Dolce Vita
  4. Beat the Clock
  5. My Other Voice
  6. Number One Song in Heaven

アンコール

  1. Dick Around
  2. Micky Mouse
  3. When Do I Get To Sing "My Way"
  4. This Town Ain't Big Enough For Both Of Us

赤文字は本邦初演。Beat The Clockはたしか初来日でやった…と思う。第1部は昨日とまったく同じなので、ラッセル・メール・リサイタルと割り切って歌唱力を堪能。何曲かは兄貴が演奏すらしないでコントに専念してるしなあ。以前、本人に近しい人に聞いた話では、ステージの演出は完全に弟が仕切っていて、兄は言われたことをやってるだけだそうですが。第2部は79年の名作「No1 in Heaven」全曲。老いも若きもきゃあきゃあ言ってたました。My Other Voiceをナマで聴く日が来るとは思わなんだ。しかし2001年の初来日の頃にはハヒハヒ息切れしながら歌っていたヨレヨレの姿を思い出すにつけ、よくここまで生き返ったものだと感心します。アンコールのDick Aroundに若いファンが大喜び。ああいう複雑ハードなのって今っぽいのかしら。ミッキーマウス(1982)への反応が薄かったのには、ちょっとガッカリ。場内の中年たちは何をしておったのか。きっと当時は日本で評価の薄かったスパークスは聴かず、ピーターバラカンのタワゴトを鵜呑みにして、ジャパンやエコバニトムトムクラブにうつつをぬかしていたに違いない。お前らはエセだ!と絶叫、叩き出されたので悄然とすすきのへ帰り、作業を続けたのでした。

英国じゃ大合唱なのに…。

No.1 In Heaven(紙ジャケット仕様)

No.1 In Heaven(紙ジャケット仕様)