Upon This Tidal Wave Of Young Blood

札幌のソフトウェア会社に就活。面接官に「中山きんに君」に似ていると笑われて激昂、往年のタイソンよろしく飛びかかってブン殴った。そこから友情が芽生えるほど現実は甘くはなく、ごく普通に警察を呼ばれて一夜を過ごした。翌朝、釈放されたオレを出迎えたフェアレディZの運転席で、キャップのつばを親指で押し上げてニヤッと笑ったのは、16連射のあの人だった。