渡辺電機(株)

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王貞治青春記

札幌にDeerHoofがやって来たのでもちろん見に行く。前座の演奏中に入場、隅っこの階段になってるとこが空いててラッキー座れる!と上がり込んだら、周囲の外人が怪訝な顔を。いいじゃねえかよと思ってよく見たら、オレ以外は全員Deerhoofのメンバーだった。自分の席と間違えて土俵下の勝ち残り力士の席に座ってしまって以来の大恥。
もちろんDeerhoofは最高で、レコードデビュー前のソフト・マシーンに比肩する楽曲とユーモアとインテリジェンスを21世紀のフォーマットで再現してしまったかのようだ。なぜ売れないんだーと怒るほどガキではないが、才能に見合った環境とお金を得られればよいと心から願う。ドラマーと握手したら汗でベットベトだった。