2008-06-11 ぬれおんな 夏コミケに参加すべく休暇を申請したら、まだ未練がましく漫画家気取りかと、さんざんイヤミを言われてしまった。見かねて助け舟を出してくれたのは意外にも、いつもオレに漫画にかこつけた嫌がらせを繰り返すベテランの加納さんだった。昼休みにおそるおそるお礼を言いに行くと、彼もかつてはリストラに遭うまでは出版社で漫画の編集をしていたと打ち明けられた。世間は狭い。そんなこんなで話が弾み、次の休みに一緒に羊蹄山に登る約束をした。 午後の仕事は、ちょっと暖かな気持ち。