明和三年の創業から250年を迎える廻船問屋の老舗の跡継ぎとして、定められた道を踏み外してまで志した漫画の道だったが、現実は非情だ。結局五十を迎えるこの歳になるまで単行本はおろか連載のひとつもなく、家へ帰ろうにもすでに妹が跡を継ぎ、婿入りしたの…
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