渡辺電機(株)

マンガ家・渡辺電機(株)さんの公式ブログです

ドーベルマンギャング

今週送ってもらった雑誌の表4が、公開中の映画の広告でした。

泣いてください   明日の笑顔のために。
「こんなの切ないのに、心が温まるのはなぜだろう…」
こころに寄り添って大ヒット上映中

こんなコピーよく人前に出すな…言葉をこねくり回してる感しか伝わってこないのだが、何度も上司に突っ返されながら必死にスペースを埋めたのだろうか。映画が好きでこの仕事に就いたのだろうけど、個人的にどんなのが好きなのか、書いた人に聞いてみたいものです。映画自体はきっと面白いですよ(^ω^)!

銀河淫乱熟女船団

アシモフファウンデーション」再読は、スケールの大きな設定の割りに、あまりにセコく人間臭い権謀術数の話ばかりで、1巻で飽きてしまいました。舞台が遠未来の宇宙である必要がそれほどあるワケでもなく、お若い方が今からワザワザこれを通読する必要は、あまり無いのではないか。もっとも昔のSFは「◎◎の舞台を宇宙に置き換えただけ」というものがかなりの比率を占めており、プレミアのついた絶版本のスペオペを読んで微妙な気分になるケースは、おそらく今でも後を絶たないのであろう。ワビサビと割り切れば、それなりに楽しめますが。さて、根性で2巻に行くか…。

お祖母ちゃんと宇宙海賊―スペースオペラ名作選 (ハヤカワ文庫SF)

お祖母ちゃんと宇宙海賊―スペースオペラ名作選 (ハヤカワ文庫SF)