日本相撲協会の部屋一覧を見ていたら、やめられなくなってしまいました。かつて栄華を誇った名門、二所ノ関部屋や旧大鵬部屋の大嶽部屋、旧二子山部屋の貴乃花部屋などの凋落ぶりにビックリですよ…。新弟子なんて待ってたって自分からは来ないし、タニマチへの義理をおろそかにすれば紹介ルートも消えるわけで、一代変われば勢力図も激変してしまい、二所ノ関みたいに親方４人に力士５人なんてイビツな構成になってしまう。二代目経営者の手腕が問われるのは、一般企業となんら変わりはないのだな。
一方で新たに部屋を興した益荒雄や寺尾や両国が順調に弟子を集めていて、勢力図は刻々塗り替えられているのだった。
そしてジェシー高見山の東関親方が来年６月に定年退職。本来ならここで部屋を継承するはずだった男は、格闘技に転じてマケボノの名をほしいままにした後、インリン様のパートナーとして脚光を浴びたわけだが、こうなると代わりに継承するのは、年齢的にみて高見盛ではないかと思われます。現在32歳。おそらく遠からず引退、東関襲名だろう。あの「空気を読めずタニマチを激怒させる」ことで有名な男が、どんな経営者になるのやら。一度だけデートして愛想を尽かしたというさとう珠緒が、我慢しておかみさんになっていれば…。
