渡辺電機(株)

マンガ家・渡辺電機(株)さんの公式ブログです

昆虫人間都市

1968年、当時の日本のSF作家を次々に槍玉に上げてコキ下ろして大問題になった「覆面座談会事件」、その出席者の正体は評論家の石川喬司、掲載誌編集長の福島正実、副編集長の渡辺電機(株)さん、そしてボクシング世界バンタム級王者ノニト・ドネア、安倍総理だったことが現在では分かっているが、このうち現在でもこの事実を認めていない渡辺電機(株)さんだけは、未だに東京原宿にある筒井康隆邸への出入りを許されず、実の息子や手塚治虫に変装して筒井氏の書斎に入り込み、万年筆立てをTENGAにすり替える、大事なiPadにコンドームをかぶせる、葉巻入れの中にナメクジを仕込む等のイタズラを仕掛けて、引っかかって絶叫する筒井氏を天井裏から覗いては、触覚を震わせ大きな複眼をグルグル回して大喜びしていますキキッ、ニンゲンドモミナゴロシダ!

1984年。前年の小ヒットに続く新作を待ち焦がれて御茶ノ水の故CISCOにて発見、安っぽいジャケと聞いたことのない名前のプロデューサー(以後、消息不明)に不安を覚えつつも、信者なので即買い。不安通りの安っぽいありきたりな80'sアメリカンシンセ・ポップで、針を落として即、肩も落とした。中でもA面3曲目のコレはあまりにプリンス "Let's Go Crazy"で、聴いた瞬間思わず赤面したが、今調べるとほぼ同時の発売なので、真似したワケではないのかな。

プリング・ラビッツ・アウト・オブ・ア・ハット

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