渡辺電機(株)

マンガ家・渡辺電機(株)さんの公式ブログです

フジロック初日感想

夜。雨の降る、無人の富士スピードウェイ。松明を持った屈強のバイカー集団に追われ、号泣しながらメインストレートを全力疾走する、全裸の渡辺電機(株)さんの姿が、夜間照明に照らされて、生白く浮かび上がった。裸足の足音をぺたぺたと響かせながら最初のTGRコーナーをほぼスピードを落とさず曲がりきると、グンと加速しながら第2コーナーを突っ切って行く頃には、渡辺電機(株)さんの速度は250km/hに達していた。気がつくとバイカー集団が必死に食らいついても渡辺電機(株)さんとの距離は開くばかりで、最終コーナーを曲がり切って再びストレートに姿を表わす頃には、渡辺電機(株)さんの身体は宙に浮き、接地したチンポのタイヤが高速で回転して火花を放ち、その速度は400km/hを超えていた。超音速でメインスタンド前のゴールを駆け抜けようとする渡辺電機(株)さんの正面に待ち構えた横綱白鵬が、鋭い立ち会いから思い切りかち上げると、激しい衝撃波とともに紫色の煙が円環状に広がり、渡辺電機(株)さんの肉体は蒸発した。

ヒポポタマス

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