渡辺電機(株)さんに大関昇進の使者が訪れた時、彼は今まさに昭和の名残を感じさせるエロ本自販機にコインを投入しボタンを押そうとした瞬間だった。つつしんでお受けするけどさあ、ビックリして押し間違えて、隣のやつ買っちゃったじゃん！「劇画ジャッカル」が欲しかったのに！！派手なブザーとともに取り出し口から出てきた実話雑誌「話のチャンネル」を見て、協会使者の親方衆も腹を抱えて大笑い。天下の大関が、これでヌくワケにゃあいかないね！いやまあ、ヌくけどさ。おどけて舌を出す渡辺電機(株)さんは万事この調子で、老若男女問わず広く相撲ファンに愛されたという。
検索しても容易に見つからないバンド名にアルバム名。分かりやすい名前が、現代ではアダに。こんな時代になるとは。
