また今日も晩メシどきを狙ってチビ太が遊びに来たので、生き餌屋で買ってきたゴカイやミミズがうじゃうじゃするバケツに、両足をつかんで逆さにして頭から突っ込んでやったら、中からウメーウメーてやんでちきしょベーロイと田中真弓の声が聞こえて、ケツからブウーッと強烈な屁を放った。強酸性の悪臭のする屁をモロに浴びてしまい、おれは顔面と気管が焼けただれる激痛にのたうちまわり、5人の弟たちも嘔吐や痙攣をしながら、バタバタと倒れて、昆虫のように仰向けで手足を曲げたまま、死んでしまった。ごちそうさまー!元気な声とともにズルッズルッと重いものを引きずるような音がして、生き物の気配は去った。視力も声も失ったおれは、この事件のことを誰に話すこともなく、めくらのいざりとして三条大橋の下で、残りの短い生涯を送った。
歌詞、狂ってんな。