電機さん、あんたを逮捕します。よれよれのレインコートにぼさぼさ頭、さえない風体の中年刑事に、完全に油断していた。気がついたらまんまと彼の術中にハマり、おれはペラペラと犯行の動かぬ証拠を、自ら白状してしまったのだ。いや、ウチのかみさんも言ってましてね。何を言ってるんだ、この刑事は。なんだなんだ、パンツを脱いだぞ。汚ねえケツだな。おいおい肛門を開いて見せるなよ！コイツこそ逮捕しろよ！…え？人面疽？女の顔…うわっまさかケツの穴にいる、これがアンタのかみさん？…おいお前、本当に刑事か？おい！なんとか言えよ何ニヤニヤ笑ってんだ？ハハーンさてはおまえら警察じゃねえだろ！うわっ！河童だ！全員河童じゃねえか！おれをどこに連れてこうってんだ？なに、お迎えに上がりました？お世継ぎ様？何言ってんだてめえら！離せ！離してくれー！
すげこまくん。最後に一瞬聞こえる声は、若き日のさんまさんでしょうか。
