直腸近辺の神経が悲鳴を上げて緊急事態を告げる中、全力疾走で飛び込んだルミネのトイレの個室はふさがっており、中からはクスクス笑い声と甘い吐息、衣擦れの音が聞こえてきた。一刻の猶予もない故、ノックもせずに扉をぶち破り、便器に腰掛けて抱っこの姿勢で向き合っている高校生の男女が振り向いて呆然とする中、お構いなしにパンツを脱ぎ、抱き合う2人の間に割り込む形でグイと座り込み、ドバババババと心地よい排便の開放感に身を委ねた。おれと向き合う形になった女子はまだ事態が飲み込めない風にぽかんと口を開けておれを見ていたが、やがて便勢に流されて仰向けに倒れ、便流に乗って個室の外へ流されて行った。おれも便の勢いで座りポーズのまま個室を飛び出し、洗面台の鏡に激突して血を流しながらトイレの外へ押し流された。男子は、どうなったのやら…。スッキリして、地下でお惣菜を買って帰宅。
