渡辺電機(株)

マンガ家・渡辺電機(株)さんの公式ブログです

殺人機械

拙者は赤子の頃、寺の門前に捨てられていた処を和尚に拾われ、奴隷同然にこき使われながら育てられた。九つになった夜、和尚を殺した。拙者が牛馬と寝起きをともにしていた家畜小屋に忍んできて、辱めを与えようとした処を、両目をえぐり取って殺した。そのとき拙者は、人の命を奪うことに人生の意義を見出したのだ。さあ、おぬしも死んでもらう。覚悟は良い、え、原稿でござるか。いちおうその、持っては来たでござるが、あんま自信が…。え、はい。すいません。…はい。いや、自分では一生懸命描いたつもり…はい。はい。いえ、プロなりたいです。はい…。はい、ありがとうございました。

クソゲー星人

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