「電機ね、今月はずっとおうちにこもって絵を描いてたのね」マイクを持ったまま一旦沈黙、甘えるように目を瞬いてオーディエンスを見回し「でも、おかげでとっても素敵なマンガが出来たの。みんな、読んでほしいな」激しいブーイングと関西弁の罵倒、飛び交うペットボトルにもみ合う国会議員で騒然とする中、渡辺電機(株)さんは屈強なヘルス・エンジェルスに守られて白いリムジンに乗り込むと、巨大な葉巻に火を付け美味そうに吸い込み、運転席に座る横綱白鵬に煙を吐きかけた。「シーザース・パレスだ。今からパッキャオの奴をブチのめさにゃならん」そして、両脇のブロンド美女の股間に手を潜りこませながら、流れ行くヴェガスの街灯りを眺めるのだった。
2014年。アンディが巨大なホットパンツのおじいさんに！ほとんど動かないぞ。もともとミイラみたいだったヴィンス・クラークは30年前から全然変わってませんね。
