のんびりした笑顔とユーモアあふれる好人物というイメージとは裏腹に、実際に会ってみたリンゴ・スターは、まず英語が話せない。Vネックのシャツと思ったそれは、よく見るとヤクザ用のダボシャツで、胸元にのぞくタトゥーは上半身を覆う大きな昇り龍。さらに右手の小指が欠けており、パンチパーマに数珠のネックレス。ドスの効いた日本語で、ビートルズの売り上げの取り分を貰いに来たと言い張るその自称リンゴが、このマッカートニー様の顔も知らないとは…。スタッフに命じて厳しい拷問にかけた結果、その日本人は本名が渡辺電機(株)であると白状し、金に困って今回の所業に及んだ由。気の毒になったので同人誌を何冊か買ってやり、冬コミ新刊への寄稿も約束し、帰した。
今すぐにでも再結成しようぜ！と叫ぶリンゴの元に集まったのは…という、なかなか微妙な気持ちにさせてくれるCM。こういう仕事、なんで受けるの（´ω｀）
