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渡辺電機(株)

マンガ家・渡辺電機(株)さんの公式ブログです

宇宙船地球号

てんやの裏口に一列に並んで正座するおれたちの前に現れた店員が、バケツ一杯の客の食べ残したエビの尻尾や歯型のついたカボチャ、ナスのヘタ、冷えたメシなど、それらにタップリとお茶や味噌汁が染み込んだごちそうを、俺達の頭上にブチまけた。歓声を上げて夢中になって食べているおれたちを虫でも見るように一瞥して「カスが…」と呟いて背を向けたその店員のズボンの尻には、べっとりと大便が染み付いていた。次の日、おれたちに混じって正座する彼の姿が、あった。大便はすっかり乾いていた。