渡辺電機(株)

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昭和文壇交遊録

つまらぬ意地の張り合いが元で吉行淳之介と気まずくなって以来、どうにも敷居が高く足が遠のいていた銀座の「眉」に、久々に顔を出してみた。笹沢左保野坂昭如ら、見知った常連たちの姿はそこには無く、高見順梅崎春生武田泰淳檀一雄ら昭和の文豪たちが、大音量のアシッドハウスが鳴り響き、ミラーボールが光のシャワーを放ちながら回転する中、ボディコンミニスカを身にまといジュリ扇を振り回し、はちきれんばかりの肢体を誇示して踊り狂っていた。

Maid In England - Expanded Edition

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