セナさま…(ノД`)・゜・。

　
テラさんの晩年（言うても今のおれより若いんですが）に描いた短編。発売直後に会った親友の棚下照生によれば「あまり喜ばれなかった。こういうのは古いんだよなと言われた」と落ち込んでいたそうです。で、実はその仕事って棚下さんご自身が紹介したのではないかなと、なんとなく思っています。寺田ヒロオと当時の青年劇画雑誌って、一番縁遠いジャンルではないですか。そして、それはお色気時代劇を得意とする棚下照生の主戦場でもあったわけで。ストイックさゆえに仕事の幅をどんどん狭めてしまい鬱屈の日々を送る親友のために、知己の編集を紹介したのではないかと…。もうお二人とも鬼籍に入られて、確かめることもできませんが。

Billion Dollar Babies